第106話

「伊織くん、ここ分からないんだけど。」




6時間目は自習の時間だった




僕は読書が趣味だから本を読もうと思っていたのにクラスメイトが話しかけてきた。




龍樹が側にいない時は普通に接してくるクラスメイトたち




僕のクラス内での立ち位置は、素行の悪い生徒も従える優等生。所謂、学級委員長っていうやつだ。





中学2年生になってクラス替えがあった。そこで誰か忘れたけど、誰かが僕を推薦して誰も反対しないから学級委員長をやらされた。





約1年が経とうとしているがそれなりに上手くやってると思う。あと数日でそれも終わる。




僕たちは中学3年生、最高学年になるんだ。




「ねえ、桐生くんは藍川くんのこと怖くないの?」




さっき勉強を教えて欲しいと言ってきた子とは別の子が話しかけてくる。




「何が怖いの?龍は確かにあんなだけど話してみたらいいやつだよ。」




そうニコリと笑いながら答えると、桐生くんはすごいね。と呟いていた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る