第95話

家に着くと心配そうに待っていた母さんに抱きしめられた




紫苑も俺の怪我を見て泣きだしてしまった




そんな2人をみて2度と怪我はしないと心に誓った




夜、ふと目が覚めてリビングに行くと親父と母さんが起きていた




「天煜、大丈夫なの?お義兄さんやお義父さんに会ったんでしょ?」




「ああ、やっぱりあそこは辛いな。

でも、あいつらが居たから。1人なら我慢できなかっただろうな。」




母さんの前では本音を漏らす親父




やっぱり、親父にとって東條はトラウマに近い存在なんだ



「まさか、東條と関わるとはね。

なんの運命かしらね。」




「ほんとにな。

雨音心配かけてごめんな。」




優しく母さんを抱きしめる親父



2人に気付かれないようにそっとリビングを後にする。




いつか俺も2人のように支えられるパートナーを見つけられたらなと思う。

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