第90話

「っ、お前は親父の何を知ってるんだよ。

親父はな弱くねえ。優しくて強い男だ。

俺たちをたくさん愛してくれる。」




"生きてる価値がない"なんて言われる筋合いはない




「お前さぁ〜、殺されてぇの?

父ちゃんをそれ以上侮辱してみろ。

ヤクザだろうと関係ない。

その口2度と開けねぇようにしてやるよ〜。」





俺以上にキレている蓮が周囲の人間が固まる程の殺気を放ち男に近寄る




「父ちゃんはな、ずっとおれたちを1番に考えてくれた。

何を言われたって耐えて、おれたちを育ててくれた。

おれの大好きな父ちゃんをこれ以上馬鹿にすんじゃねえよ」




今にも男を殴りかかろうとしている蓮




だけど、止めようとも思わない





「仁、蓮凛ありがとな。」




そんな中、親父はすごく穏やかな笑顔を浮かべ俺と蓮の前に立ちポンと肩に手を置く




「俺のためにありがとう。

ごめんな、嫌な思いさせて。」




そう言って、俺と蓮を優しく抱きしめてくれる

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