第79話
「組長!それはっ」
流石にやばいと思ったのか止めに入る組員
俺にはどうしようもできず声を上げることしか出来ない
「やってみろよ。俺を殺せるもんなら殺してみろよ。」
一切怯むことなく、むしろ拳銃を掴み固定する親父
「その目がムカつくんだよ!
ああ、ぶっ殺してやるよ!」
男はキレたようにそう怒鳴り引き金にかける指に力を込める
「おやじっ!」
声にならない声で叫ぶ
やめてくれよっ
どうしようもなくて目を瞑る
カチッという音が聞こえたバンッとけたたましい銃声が響いた瞬間、目の前が真っ暗になる
なんでっ、こんな事になるんだよっ
ガタンっと何かが落ちる音が聞こえる
隣では蓮が悲痛な叫び声を上げながら泣いている
シーンと静まり返る室内
誰も喋ろうとせず恐る恐る目を開ける
目の前にはさっきと変わらない景色が広がっている
ただ、違うのは黒い鉄の塊が床に落ちている事だけだった
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