第64話

そう言うと引いたような表情をする




なんとなく俺に気がある事は知っていた




だけど、俺はその想いに答えるつもりはない




本気で惚れた女じゃないと相手を傷付けてしまう





今まで何人かと付き合ったけどすぐに離れていった





何考えてるか分からない




本当にあたしの事好きなの?




付き合ってるって言えるの?





そう言って、離れていったんだ





だから、もう面倒で相手を傷つけることしか出来ないなら体の関係だけの方が楽だと思った




別に相手に気を使う必要もないし、相手に好かれようとする必要もない




楽なんだ





「男なんてそんなもんだろ。

女は好きだの愛だのを大切にするけどな、所詮男はヤレればいい。」





好きな女と一緒に居てもヤルことしか考えてない





男なんて幾つになっても性欲の塊だからな





「そういう点では蓮は本能に正直だな。

まあ、たまーに性欲抜きにして女を愛する男もいるが、そんなのほんの一部だろうな。」




夕方のカフェで話す内容じゃないな




しかも、高校生相手にな

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る