第15話

連日の残業で体も疲れ切っていた




それなのに褒められるどころか怒られて仕事量も増えた




身体的にも精神的にも限界だったけどやるしかなかった



逃げ出すわけにはいかない




やるしかないんだ




無心で仕事を片付ける




周囲の人たりが続々と帰ってくなか俺だけが大量の仕事を抱え残っている




やってもやっても終わらない仕事に嫌気がさす




気づいたころには朝日が昇り、出勤の30分前になっていた




結局、一睡もできないまま今日を迎えた




なんとか仕事は終わったが嬉しさなんてない




虚しさと悲しみだけが残る




好きでやっている仕事のはずなに嫌いになってしまいそうで怖い




仕事を提出したが部長はまた文句をいってきた。




その日はなんとか1日を乗り越え20時頃退社した




帰りに携帯を開くと父さんから連絡が入っていた




近くに用事で来ているから会わないかということだった




せっかくの誘いのため待ち合わせをして父さんとご飯を食べにいくことになった

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