第10話

結局それから2時間ぐらいかかってようやく仕事が終わった。

 



時計をみると既に0時を回ろうとしていた



最近毎日こんな感じでアパートに帰るのなんてほとんど寝に帰る感じだ。




「お疲れ、どうする?アパート帰んの?」




進藤は仮眠室に泊まっていくみたいだ。




「今日は帰るよ。」



こんな遅くまで手伝ってくれた進藤にお礼を行って帰路につく




「気にすんな。

俺も手伝ってもらってるしお互い様だろ?

また明日、いや今日か。おやすみ。」




眠そうに目を擦りながら仮眠室へと戻っていった




真っ暗な夜道を歩きながら虚しさを覚える




仕事は嫌いじゃないし、苦痛に感じることもない




だけど、仕事ばっかりってのもどうかと思う




昔、父さんが言ってんだ




自分のやりたいことをやればいい。




周りに反対されようと、蔑まれようとそんなの関係ない




たった一度きりの人生、やりたいことやって後悔のないように生きればいい

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