第5話

「んーとね、しーちゃんパパと寝る。」





やっぱり、父さんを選ぶ紫苑





紫苑は父さんが大好きで将来は父さんと結婚するって言ってる





「・・・やっぱり、ひーくんとじんくんとねる。」





そう言って2人の腕を掴みトタトタと布団に連れて行く





「決まりだね。真ん中に紫苑、その隣に響と仁。

後は好きな所で寝よう。」





まだ、21時だけどね




4歳の紫苑はもう眠たそうだ




紫苑が産まれてから家族の中心は紫苑だ





僕たちのお姫様




家族みんなで布団に入り横になって寝る





「あのね、しーちゃんあいたかったの。

ひーくんとじんくんいないとさみしい。」





仕方ない事だけど正直僕も寂しい





「そうだね。成長するのはいいけど寂しいね。」





父さんもそう思っていたのか寂しそうに言う

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