第6話

「しーちゃん、ごめんね。

なるべく顔出すからね。」




暗くて分からないけど響くんはきっと困った顔をしてるんだろうな





「紫苑、いい子だ。

なるべく会いに来る。」




冷酷と言われる仁くんも紫苑には甘いらしい





「やったぁ、にいにだいすき。」





眠たそうに舌ったらずな口調でそう言ったかと思うと寝息を立てて寝てしまった





あどけない表情を浮かべてスヤスヤと眠る





「可愛いな。」




「ああ。」





ここに居るみんなが同じ事を思っていた




僕はこれからも先この幸せが続くことを祈っている




それが僕の夢で願いだ

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