第61話

レオside



「...さ、き?」





「やっぱりいたぁ。


私ってやっぱりレオと結ばれるために生きてるのね。


こうやって見つけちゃうなんて運命感じない?」






雅たちが出て行って数分後のことだった...。

 








目の前では俺の義妹である沙紀が不敵に笑っている。



これは幻覚なのだろうか。それとも悪い夢?






「レオぉ、あれからずっと無視するし部屋には鍵つけるしで私寂しかった。」



そう言って、沙紀は一歩一歩近づいてくる。



「レオが百嵐のしかも幹部やってるって聞いたときはびっくりしたけどね。


でも、それを聞いてもっともっとレオのこと欲しくなっちゃった。」



「こっち来るな!」



俺は席を立って沙紀から遠ざかる。



「寂しいこと言わないでよぉ。


あの日よりももっと楽しい事しましょう?」



虫酸が走る。


吐き気でどうにかなりそうだ。


 


全身震えていて体に力が入らなくなった俺はその場に尻をついた。

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