第32話
すごく気まずい...。
のは俺だけなのか?
今日も溜まり場に来て俺はくつろいでるだけだった。ただ、レオとのことがあったから本当は行くつもりがなかったのだが...。
「雅!ちゃんと来ないと雅のこと嫌いになるぞ!」
と奏が駄々をこねるのできてやった。
あいつうるさいんだ。ネチネチしてるし。
拗ねると小さい声でネチネチネチネチ...。
「あ!雅、今俺の悪口言ってる!!」
と今日は見回りでいない奏が言っていたのは当然雅には届いていなかった。
そんな奏はさておき。
いまはこっちだ。
「レオ、お前も行かなくてよかったのか?
寝たフリバレてるけど?」
自分だけ気まずいのかと思ってたけど。
「...なんでわかるのさ。」
すごい拗ねた様子でこちらを見るレオを見てお互い様なのかと悟った。
なんだかんだ一緒に昼寝してるし。寝たフリなんかしてもバレるに決まってるだろ。
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