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そのうちのひとりであるケイトくんと話すチャンスがくるなんて
「あーハヤト?仲良いよ
いつもいっしょにいる」
目の前にケイトさんだ。ケイトさんがいる
緊張…する
「あんたら目立つから知ってる
んでさーハヤトくんの連絡先おしえて?」
ケイトくんはいつも赤いニット帽を被ってる。そのニット帽の派手な色から遠くからみてもすぐにわかる。隣にいるのはいつだってハヤトくんだ。そのニット帽に手を添えると考えることなく
「無理だよ」
「ま!?」
思わず驚いてしまい2人が私をみる
「あ、ごめん」
「·····エビマヨ。この子は?」
さっき会ったの忘れてません?自販機で飛び出てきたの私ですけど
「だから、エビマヨやめろっつの
この子はうちの友達。ランカっての」
「へー·····あーわかった。その子が知りたいんだ。ハヤトの連絡先。ふーん」
何かわかった顔してニヤついてくる
「そっ
この子ハヤトくんにゾッコンなの」
「ちょっマユちゃん!!!」
「へぇ。そーなんだ。ハヤトかっけえもんな」
「そ、そうなんだよ。ハヤトくんかっこいい。学校で…いや、世界一かっこいい」
「ししっ…太陽みたいだよな」
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