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「ケーイトなにしてんの?」
突然私の前にハヤトくんご本人登場
びっ…くりした。うそうそうそ
目の前に、目の前にいる
さっきは気づかなかったけどよく見るとまつげながい。肌白い。目の横の擦り傷までよくみえる
「あー神崎兄弟のハヤトくん」
マユちゃんが早速ハヤトくんに声をかけた
マユちゃんのコミュ力はすごい
私なんて驚きすぎて声もでないっていうのに
「あーうん、そうだよ。よく知ってんね」
「そりゃあね。喧嘩を毎日してるからみたくなくても目がいくって」
「ははっうん、あれは朝の体操みたいな」
喧嘩が朝の体操だなんて物騒な
「んで、何話してたんだよーあっケイトの?」
「んなわけ。中学の同級生
こいつと付き合うとか…ないない
コイツはエビマヨ」
「ちがいますーちゃんとした名前がありますー。エビ」
「エビマヨ?」
「あだ名あだ名
それにエビにてんじゃん。だからエビマヨ」
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