第25話
そんな事を思ったからだろう、思い出したのは。
私の母はいつも男を取っ替え引っ替えしてるような人で私はいつか私も母みたいになってしまうんだろうかそう思う毎日で私はいつも男が来たら家から追い出された。
あげく
「あんたなんて産まなきゃよかった」
私を必要としてくれない母にこの家から出たいと始めたバイトだったのに。男に振られた母はこう言った。
「奏がいないと生きていけないのここにいて」
男じゃなくて私にまでそんなこと。あぁ、私あの人達と一緒そう思ったら家を飛び出してた。
「我慢すんな泣け」
「泣きなよ、遠慮なんかしなくていいから」
昔の事を考えてたら泣いていたみたい。
「ありがとう」
2人に抱きしめられて涙が止まらなくなった。
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