ハードルの適正
大SNS時代によってハードルを超える商品が少なくなった。
「絶対買うべき」とか「神商品」みたいな過剰な売り文句が増え、実際に買ってみると期待したたほどじゃないみたいな。
今更になって無印良品のカレーを初めて食べたんですけど、絶賛されているほどの感動はしませんでした。
ネット記事とか個人の投稿を見て商品を買うのってあまり良くない気がしているここ最近。
商品紹介や口コミは地雷商品を踏まないようにするという上ではかなり役立つ情報かもしれないけど、やっぱり大げさすぎる。
そして何より、彼らは100%善意で神商品を紹介したいわけじゃないということ。
商品紹介系の投稿には決まってアフィリエイトリンクが貼られている。
そのリンクを踏んで実際に商品を買ってもらうと、紹介料としていくらかお金を貰えるというシステム。
つまり、彼らは善意で商品を広めたいのではなく、自分の身入りを増やしたいだけなんですね。
だからそうでもない商品に過剰なコピーを付けて紹介する。
まぁ広告って昔からそういうもんだと言えばそうなんだけど。
でも買う前の期待がピークで、実際に使ったり食べたりする時の体験の価値がどんどん減っていってると思う。
最近は周りで聞く感想のほとんどが「話題になってるほどじゃないよね」とか、僕が冒頭で感じた「ハードルを超えてこなかった」とかそんなん。
事前知識を入れるって良いことばかりじゃないですよね。
ネタバレをくらった状態で映画を見に行くようなもん。
歳を取るほど初めての体験って大事にしないといけないなと気づいてきました。
良い体験も悪い体験も。小さい体験も大きい体験も。
今後は事前知識を入れず、体当たりで商品を買っていこうと思います。
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