ウルトラマンとコタツ
小説版のウルトラマンを読んで、なんだか懐かしくなって、ネットでサーフィンしました。
調べてみると歴代のウルトラマンの数は40体を超えているらしい。
それぞれの世代に思い出のウルトラマンがいるということです。
僕の思い出ど真ん中はウルトラマンティガ。
演じていたのはV6の長野くん。
少年時代の男子がみんなそうであったように、僕も例に洩れずウルトラマンのソフビ人形を持っていました。
ちなみにウルトラマンティガは3種類の見た目(色)に変化することができます。
パワータイプ(赤色)とスカイタイプ(紫色)とマルチタイプ(赤色と紫色)です。僕が持っていたティガはマルチタイプのもの。
お風呂に入れるとマルチタイプからパワータイプへ色が変化するソフビがあって、本当はそれが欲しかったけど、最後まで親に言えませんでした。
CMで見るたびに欲しくてたまらなかったことを覚えています。
僕はどうしてもティガの色を変化させたくて、よくコタツの中にソフビを持ち込んでいました。
コタツの赤い光にティガを照らすと紫色の部分が淡く光っているように見えたんですよね。
誰も知らないオリジナルのティガを独占しているようで、それはそれで満足していました。
真冬に汗をかきながらいつまでもコタツの中に潜っていたあの頃。
よくソフビが溶けなかったなと感心します。
テレビで見ていたストーリーは何一つ覚えていないけど、ティガと遊んだ記憶はコタツを出す度に蘇ります。
あのソフビは一体どこへいったんだろう。捨てちゃったのかもな。
大人になって、買い戻すこともできるけどそれはなんか違う気がする。
ティガとの思い出は子供の自分のまま、上書きするのは野暮だよね。
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