第4話前半 王都侵略

技巧勇者を何やかんやあって殺すことができたデュラハム・プラム率いる第0軍奇襲部隊は魔王城に帰還ししばらくは報告書を書いたり経費の申請をしたり破損した備品の補充をしたり事務作業をしていた。

その頃デュラハムはマシブポラリスから回収した『神器』を我が物にするために神器に関する研究データを集めたり自分のものにするためのリセットを行なって神器の初期状態である水晶玉の形状に戻すことができその成果として魔王様に俺に神器を武器としての運用を許可しなんやかんやあってから数日後


『第0軍奇襲部隊に命令…黄金勇者と機巧勇者の二人を含め多くの勇者を保有しているロモン王国の王都を落とし王を殺してこい。』


「隊長、命令が出る前からいつでも出れる準備ができていました。『アザトース』に全員を集めてすぐに出ることにしましょう」スケルゴはそう俺らをせかしてすぐに王国に向けて出発した。


数時間後


「隊長、王都の城壁の周囲500Km地点に到着しました。ここからは周囲のものにバレないように『アザトース』の異空間格納で格納し、私たちは偽装用魔道具『バレヘンテー』を使い人間の姿になります。隊長は隊長の鎧の内側にある4番の紐を引っ張ってください。外見を変更できます。」ティルに言われて4番の紐を引っ張ったら楔帷子の上に要所に金属と獣の皮を使用した鎧に顔を全体隠すような兜に変わった。

ティルはツノが消え肌の色が人間の別の世界でいう黄色人種の肌の色になって、バエルは羽とツノが消えて12歳くらいの男児のような見た目になり、ザンキは髪の長いお姉さんというのが最適な女性の姿に変わり、エイドは体に生えていた鱗とツノが隠れてイケメンになって、骸骨のスケルゴは意外にも筋肉のついたスキンヘッドのおじさんになってローブよりも斧が似合いそうだと思った。


そんな感じで変装をして王都に向かって歩いて行った。

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