過去の価値観が今を救ってくれる
鬱や気が滅入って娯楽にも投じえない貴方へ
一冊の本をどうぞ手に取り捲っては如何でしょうか
そうして気になる単語、一文をノートに書き記して見て下さい
貴方なりの文字で大丈夫です
少しずつ元気になりましたら、またそのノートを開いて見て下さい
また貴方自身の文字を一語一語追ってください
そして何故あの時、この文章に惹かれたかを直感でも良いので見出して見て下さい
多少なりとも昔の自分を識る事が出来るでしょう
だから本を恐れずに読んで下さい
本は最後まで手元に残る財産です
貴方の価値観も宝石の様に必ず光を浴び照ります
少しずつで良いのです
孤独をも愛することの出来る貴方
私自身も学生の頃から精神的に参っており、本を読めずにいました
ですが、言葉を学ぶのは一番本が手段として理にかなってると気づきました
その特性を知って、私も事典や明治大正時代の作家の本をパラパラと開き、響いた言葉を抜き取りノートにメモをすると云う行為を約二年程しいてました
その辺から美しい知識、知見を身に付ける感覚が生まれ、今の私を育んでいます
波も落ち着いている時は図書館へと向かい只管専門書や美術書を漁っていました
調べる事の楽しさのルーツはあの頃からだったのだと思うと感慨深いなと
諦めずに本に触れてきて、そして自分と向き合ってこれて良かったなと思っています
そんな過去があったからこそ、今の創作が皆さんにも伝わっているのではないのかと思っています
孤独の性質を知り 孤独と遊び 孤独を甘やかす
そう俯瞰してみて下さい
底を割る 柳 一葉 @YanagiKazuha
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