第37話
「若森さん、なんか久しぶりな気がする。」
私が駅前のコンビニに入ると設楽くんがレジにいた。
「うん、研修に行ってたの。」
「そうなんだ?だからか蓮見が有り得ないくらい憂いの塊みたいになってた。またその姿がさ色っぽくてまあ変な感じだったよ。で何の研修?」
設楽君のその言葉に私の不安は増す。
蓮見君には研修に行く事は伝えていたけれど、一度もメールは来なかった。
元々メールなんて私たちはしない。
だから私も彼にメールしていない。
「若森さん?」
「あ…ゴメン、何だった?」
「別にいいよ、それより俺もうすぐ終わるから一緒に帰らない?今日は昼のシフトだったんだ。」
「うん。」
あー…
ダメだ、私。
私は蓮見君が望むパートナーではないみたい。
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