passion 7

第30話

「触るなって…蓮見君は私に許可なく触ってくるじゃない。」


蓮見君が私の手を引っ張ったから、私が彼を見下ろす体勢になっていて真面に顔を見る事が出来ない。



「そうなんだけど、何ていうのかな今頃遅い思春期っていうか…」



「思春期?」



「そう、だから…その、」


私が首を傾げると蓮見君は身体を引き寄せて抱き締められる。



「葛藤してるの!理性が。」


理性の塊みたいなのに?

私は思わず笑ってしまう。



「可愛い…蓮見君。」



そう何気に言ってしまった私は本当にバカだった。

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