第115話

今も、時間の概念がない闇で彷徨っているのだろうか?




ケイも、突然会えなくなって戸惑っている?




寂しいと思ってくれている?




それとも、私の事なんて、もう、忘れてしまった?




本当に、諦めなければならないの?





ああ、ケイ……。




凄く、会いたい。







訳が分からないまま、あんなにあっさりと不思議な現象を受け入れる事ができたくせに。




その現象が起こらなくなったら、訳が分からない事が許せず、正常な日常が戻った事が受け入れられないなんて……。




一体、どうなってるんだろう、私の頭の中は。




「はぁ……」




♪~~~




私のため息に応えるかのように、突然背後から携帯の着信音が鳴り響いた。




四つん這いでベッドへ近づき、ベッドの上に乗り上げて放り出されたままの携帯電話のディスプレイを確認する。





電話は亜里沙からだった。

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