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第32話
「ごめんね、私が途中で諦めちゃったからこんな急ピッチになっちゃって」
「全く問題ありません!リンはうまく使ってやってくださいと言ったはずですよ」
あれから一週間、空いた時間はほぼ小説の執筆に費やして、昨日ようやく完成した。リンにはそこから本にしてもらうという大変な作業を任せてしまったが、無事に達成されたようだ。
リンから本を預かる。きちんと厚みのある、完成版の小説だ。
「リンは、メイサさんの過去の作品を見たと申しましたね」
「うん」
「あの作品も素晴らしかったですが、今回の作品はその何倍も良いものです!リンが保証します!」
覚悟は決めた。それでも一瞬ためらってしまう。そんな私の背をリンは軽く叩いた。
「自信もってください。リンたちの渾身の一冊で大賞もぎ取ってやりましょう」
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