第47話

「う~ん… 正直、お腹に重かったかも。だって朝からフライドチキンだもん」




「それって朝マックみてえなもんじゃねえの?」




詩乃がサラダを自分の小皿に取りながら言う。




「そんなんじゃないって!だってボウル一杯にテンコ盛りだから」




「ヤベッ… 聞いただけで胸やけしてきたわ」




顔をしかめた詩乃と対照的に瑞希がウキウキしながら聞いてきた。




「ねえ!向こうの男子はどうだった!?やっぱカッコイイ!?」




「うん!それは確実!しかもみんな優しいし」




「いいな~」




「学校の行き帰りとかみんなカバンとか持ってくれるの」




「それはちょっと違う意味なんじゃね?」




詩乃がつっこんだ。




「そうかな?」




「みんなマリアのこと狙ってたんだって」




詩乃の言葉に神尾先生が咳払いした。



肩をすくめる詩乃。

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