第46話

「ハハハッ、マリアは相変わらず元気いっぱいだな」




パパはまるで小さい子をあやす様に私の頭をなでた。



そして優しく抱きしめてくれた。




テーブルに着くとパパに倣ってみんなで神様にお祈りをささげた。




「父よ、あなたの慈しみに感謝してこの食事をいただきます。ここに用意された物(食物)を祝福し、私達の心と身体を支える糧としてください」




言い終えて十字を切る。




「父と、子と、聖霊のみ名によって、アーメン」




お祈りが終わるとパパがワイングラスを掲げて一言。




「ではマリアの帰宅に乾杯」



パパが言うとみんなでグラスを合わせた。




料理は全部神尾先生の手作り。



スープを口につけた。




「美味しい!!やっぱ神尾先生のが一番!!」




「ありがとう。向こうのお食事はどうだったの?」




優雅な手つきでスプーンを口に運びながら神尾先生が聞いてきた。

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