まだ、コンドーム工場、破壊されていませんけど……。
- ★★★ Excellent!!!
ウン、いいです。この小説も、いいですよ。
小気味良い文体と、語彙の豊富さと、女性に振られた男性の微妙な心理状態が、見事に書かれていて、「ああ、これでは、この私の変態小説では、とても勝てないなあ……」と、悔しく思いました。
振り返ってみれば、小説を書き始めて、既に、20数年は楽に超えているこの私にとって、こう言う強敵の出現は、実に、恐怖以外の何物でも有りません。
特に、この作者先生の『この身体は誰が為』(注:貧乳の話)には、「もし、この小説を書いた人が男性ならば、天才だ!」と、かって最上級のレビューをしたこの私には、妙な敗北感しか残りません。……作者さんが、女性だったから、若干は、救われましたが。
ただただ、うちひしがれた男性の心を、ここまで上手に表現できるのか?この才能の根源は一体何処から生まれて来るのか?ともかく、この不思議な敗北感を抱えながら、このレビューを買いています。
ところで、この小説の主題でもある、最大のテーマ、まだ、コンドーム工場、破壊されてませんけど……。
一体、この小説は、今後、どうなっていくんだろう?
ところで、この私の今の心境を一言で言えば、
「朝に道を聞けば、夕べに貧乳とも可なり」なのです。