第12話
「なりません」
なれる訳ないし。仮に出来たとして。私は女の子が好き。はっきり言っていや。そもそも1年中女装してる訳じゃないし。
「一年中女装してないっ!」
「なんでそこ食いついたんですか」
「例えばそれどういう時?」
「???????うーーーーん?最後に男のカッコしたのいつだっけ?って別にいいじゃないですか!」
「いいや良くない試しに男の格好してみなって服あるから」
何故か男の格好してみる事に。
「どうですか」
なんか違和感があるな
「男装した女の子だろ」
「女認定します」
「公式設定を大事にしてよ!」
「だって私の魅惑のボディーが男に見られた事になるじゃ無いですか」
「それはごめん」
謝っておく。
「このばかちん謝るな」
「そして光。減るもんじゃ無いしいいだろ」
「だっだってえ、ホワイト可愛すぎるんだもん」
子供か!
「だよね可愛すぎるよな」
可愛すぎる。えへへー
「じゃという訳で女の子に、」
「なれないし嫌です」
「理由は?」
「私は女の子が好きだし、女の子と恋愛したいんです」
「女の子が好きなんじゃしょうがない」
「ともかく着替えますよ」
という訳でようやく本番。
「くっそおせっかくだからホワイトローズの着替え見たかったのに」
「えええ」
「うそ」
何だ、嘘か。カメラをセットするアンデルセン社長。
「おーい光ちゃん光ちゃん」
「ブツブツブツブツブツブツ」
なんかブツブツいってる
「おーい光ちゃん」
「なあにお姉様」
私にお姉様と言ってる。
「もういいよそれで」
「やったあ」
さっきと同じく私はギターだけ、アンデルセンさんはタングドラムで伴奏光ちゃん歌とダンス
さっきよりノリが意外といい。
撮影終了。お疲れ様でした
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます