第13話
「さてアップロードするよ」
ドキドキするなコレPV上がれ上がれ上がれ。
編集作業は他の業者さんにやって貰い。ネットでデータやり取りして画像を作ってくれた。
仕事はえー出来もいい。
「緊張しますねお姉様」
光ちゃんにこう呼ばれる。
「あのー?いつから私が姉に」
「お姉ちゃんより姉っぽいからです」
「ええ!」
「そんなーお姉ちゃん悲しいいい」
ビミョーに棒読みっぽいアンデルセンさん。
オーバーリアクションああ冗談か。
「おお妹よ」
適当に腕を広げ抱き締める動作をしてみる。
すると。
「わーいお姉様。」
普通に抱き着いて来た。仲良く慣れたっぽい。
「なんか意外な展開だねえ。光は男嫌い何だけど。」
「お姉様は見た目でかっこ良く可愛いので良いかなと」
「光ちゃんも可愛いよ」
「そうですかへへ良かった」
さて家に帰るか。
「せっかくだからご飯食べ行こよ奢るよ」
お言葉に甘えちゃうか。
お店に来た3人だしまだ無名だしすっぱ抜かれたりしないでしょ。
「女3人で来てるからへーきへーき」
「まだそのネタ引張るんですか」
「バレないって」
「ええと普通に男子トイレ入る人ですからね私」
理由?説明不要だよね?
「君の場合それですらバレないと思うな」
さすがにそんな事は無いはず。
「いやいや」
「ところでどうだった?私がホワイトローズさんをみる意味もあったけど君が私達を見る意味もあったんだけど?一緒にやってどうだった楽しかったかい?」
「楽しかったです」
「それは良かった私も楽しかったよ」
「私も楽しかったです」
良かった二人とも楽しんでくれて。
「是非一緒にやりたいです」
「その言葉を待っていた」
てな具合でアンデルセンさんの事務所に入ることにしました。いえい
良いお店で。美味しかった。
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