第48話

「…おとうさんの…顔だったのね……!?


 私…

 何も、知ろうとしなかった…!!」


「結果として…家族を失ったけどな……」


 彼は、そう結んだ…復讎の為に、彼は―最愛の家族から、離れて仕舞ったのだ……。



 曾て英智が、家族と住んでいた公営住宅を、宇多子は訪ねた。


「…『コウチ』?

 …あー…『江内』さんね?


 一流企業に就職した息子さんが、マンションを買って…とっくに、引っ越されましたよ?」


 そして、彼等の消息を知る住民から、彼の母と妹の住居に辿り着いた。

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