第13話
「なんだい?」
「新たな仲間が決まりました」
「今日は何人?」
「10名程です」
灰色の書生の制服というべき小袖と袴とは不釣り合いな無邪気な笑顔。
自分たちのしている事は分かっているはずだ。
「此方には3名来ます」
「あぁ…そう……」
この間、斬られた人の分だな…
喜見広はやりきれない気持ちになった。
いつまで、こんなことが続くのだろう?
山口邸は表向き塾と道場の運営のみ、尊皇も佐幕も関係無いとなっているが、裏は過激な攘夷派だ。
決まった人以外は屋敷に住まず、数々の隠し通路から邸内に入る。
外出時は必ず二人以上での行動を義務付けられていた。
つまり、互いを監視しあっているのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。