第32話

ライが跳躍すると兵士の中に飛び込んだ。着地するとき、一人倒した。

三人の子供に兵士は銃を向けた。

「手の内は明かさないタイプだけど、見せてあげる」

三人は次々と兵士を倒していった。

「あの子たち、弾丸かわしてる!」

さすがのダイも驚愕した。


あれだ!動体視力ってやつ!!

それだけじゃない…

動きが俊敏すぎる

…六年前はついてただけだ


じんわりと冷や汗をかいた。

「ごめんね…俺、足手纏いだね」

「んなことねー。先生は研究に専念してよ」

アキの動きを真剣に追っているユウヘイを見て、ダイは引きつった笑みを浮かべた。


「鮮やか。だが、動きに規則性がある」

「分かっていても、ついていけなければお仕舞いです」

きりり…ハヤテは歯を噛んだ。

スイがくるりと顔を向けた。振り向き様腕を振った。

「!!」

ハヤテはショウヘイの腕を掴み自分も避けた。

横を通り抜けていった風は壁を砕いた。


避けていなければ真っ二つになっていた…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る