第31話
距離的なものか、電波妨害の何かあるのか、無線も雑音だけだ。
時計がないのでどのくらい経ったのかわからないが、少し開けた所に出たとき、「神宮」という文字が見えた。
『扉発見』
『開けます』
壁に不自然に大きなドアがあった。
施設なのにパスワードとかないの?
ハヤテを見ると目が合ったのでダイは小首を傾げた。
萎えかけていた兵士の士気が高まる。
「待て!罠かもしれ――」瞬間、兵士が数名吹っ飛んだ。
「ぎゃはは!雑魚に用はねーんだよ!」
振り返ると白銀髪の少年…ライが笑っていた。
「スイ…」
ハヤテは腕を組んで立っているスイの名を呟いた。ハヤテの前にショウヘイが立った。
「途中からずっとツケられてたのもわかんねーとはな」
横からの声にダイは慌てて飛び退った。間に飛び込んできたユウヘイがパシッとパンチを受け止めた。
「先生に手ぇ上げてんなよ。クソガキ」
「へぇ…ちょっとは成長した?」
「アキ、ふざけすぎよ」
スイの声にアキは一旦身を引いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。