第24話
困り果て、ぼんやりしていてふとこの少年たちの日常が気になった。
子供だからと少しばかり舐めて「お菓子、ゲーム買ってあげる作戦」等も試したが、一向に揺るがない。
そういうことを諦めている様な、絶望している様な雰囲気になるのだ。
私だってだてに20年生きてきてるわけじゃないわよ!
「戦闘訓練」
「厭じゃない?」
「うるせーよ」
「遊びたいんじゃない?…変だわ。毎日闘うことばかりなんて…」
瑠利は俯いた。
「何だよ?」
「悲しすぎるじゃない…」
「あんたに…俺たちが救えるとでも?」
「そういう人がいたとしたら?」
顔を上げ真っ直ぐに少年を見詰める。
浮かぶのはサトミ家の面々。
ふんと少年は嘲笑した。
「そんなはったりにノルかよ」
バンッ!!と強くドアが閉められた。
はったりなんかじゃない…
居るんだもの
圏外の携帯電話を見詰めながら「きっと助けてくれるよね?」ぽつりと呟いた。
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