第22話

「なので、一応指揮は私が取る。しかし、私はエイジのように戦略を練るのが不慣れだ。実戦では各自の判断に任せる」

「よっしゃ!」

ユウヘイは拳を突き上げた。

「だが一つ!――深追いはするな?」

三人を見渡すとわかってますと深い頷きが返ってきた。

「エイジ叔父さんには知らせないの?」

「余計な心配は掛けたくないからな。知らせないつもりだ」

「…そうだよな。美羽さんもいるし」

ユウヘイとコウヘイは顔を見合わす。

「だったら、父さんにも、ゆう子さんっていう優しい母さんだっているんだよ?」

できた息子だと微笑ましくなると同時に、ゆう子を避難させなければと思う。

「エイジは遠いのもあるからな。疲れるだろう」

「そのくらい。叔父さんならへっちゃらさ」

「そうか?」

ハヤテは俊巡して「やはり、やめよう」結論を出した。

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