第43話
夜、夢を見ている状態と然程変わらない強いフラッシュバック。
笑みの形に歪む口。
忘れ掛けていた名前を呼ぶ声が耳元で囁く。何度も何度も。
壁に寄りかかり、膝を付いていた。
「……るさい……」
「班長?」
声を掛けた別な隊員もタイミングが悪かった。
その冷たい横顔と瞳を見てしまい、ゾッとした。
「うるさいんだよ」
低く唸ってから、理性が場所を再認識してハッと口を塞いだが、遅かった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。