第33話
あの、いつも軽い調子のタムタがそうなのだから、触れない方がいいのだろう。
嗚呼でも、血の匂いが気になる……
「サリーは、いつもこの時間に出勤なの?」
「いや。今日は班長会議で」
「そういえば、そうだったわね。班長なのよね」
日焼けしにくいサリッシュの肌は、騎士の仕事をしているのに白かった。
長身の背丈に釣り合う体重はあるのだろうか?と心配になる。
黒い服を着ているので、更に細く見えた。
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