第63話
おじさんはすみれに話があるというと部屋に来た。
出来ればお前を傷つけたくないとは思うんだ。でも俺、このままお前にすみれの意見を聞かないままはよくないとおもってさ。というおじさん。おじさんは言葉が違う。本心だと思ったので、私もレイちゃんに聞いてもらったことを言ってみる。おじさん。いえ薫さん、あなたの事を考えただけでドキドキしてるんだ。これは恋なのかな。でも他の人たちを見てもドキドキしないけどという私は真っ赤になった。恥ずかしいということはこういうことのような気がする。どうしよう顔あげれないと思ってると、すみれ、顔見せてと言われた。でもあげれないと思ってるとッチと舌打ちが聞こえてきた。私嫌われたかなと思い恐る恐る顔をあげると、可愛い、誰にも見せたくねえというと薫が私を隠したのだ。そして薫の口が私の口に重なってきた。
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