第12話
SIDEダイキ
ノンは変わってない。あのごろとちっとも。
俺の小さなヒーローだ。でもノンが言った事が俺は気になる。
ファミレスを知らないといったこともそうだが、お金のないこともだ。ファミレスに入った俺たちは、イチカがこっちだよというと、アオイがノンの手を引き奥に座らせていた。「おい、アオイ。お前がノンと一緒に座ってどうするんだよ。」というと「まあいいじゃないですか。」というが「よくねえよな。ノン」というと、ノンは「ダイ君、奥に座りたいの」と聞かれた。「そういうことじゃない」というと、というか「なんでアオイがノンの隣なんだよ」という。
「じゃあ真ん中私が座るから」というノン。すると「チィ」と舌打ちをしたアオイ。おいおい。何なんだよと思ったが、レイトとイチカは何か感づいたらしい。「モテモテ。いいな。イチカはレイトと一緒に居るから男が寄ってこないよ」というとレイトは「イチカ、バカだな。お前を好きなのは俺しかいない。俺が男を近づけないようにしてるんだ」とラブラブぶりを見せてくるので「俺はそういう問題じゃねえ」という。アオイが「メニューをみて注文するんですよ」というと「はい」とノンがいう。その時だった。こいつは指で刺したものをみて思った。値段気にしてる。なんでだと思った。アオイは一瞬「決まったみたいですね」というと、注文を取った「ホットケーキとチョコレートパフェを一つと、チーズハンバーグセットをくださいというので、「アオイさんそんなに食べるんですか」と聞くと「ホットケーキとチョコレートパフェはあなたに注文したんですけどね。」というと、「おにぎりっていったんですけど」というと、俺が「ノン、アオイはノンが食べたいもん食べてもらいたいんだってよ。俺も同意見だよ」と言ってやった。来るまでこいつらが自己紹介をしたいといったが、ノンに族の話をするのは気が引けない。でも言わねえと。
ノン、引くかもな。「俺さ。暴走族やってるんだよ。」というとノンは「族って何。チーム名」と聞いてきたので、アオイが「ええーそうです。チームですよ。」と笑顔で言った。
イチカが「ふふふ、ノンちゃんは気にしてないみたいだね」というと「ああー」とレイトがいうと、「俺たちは要するに仲間みてえなもんだからな」といった。
「名前は覚えたよ。レイトさん。イチカさん。アオイさん。だよね。」というと、「ノン。好きなように呼べ。」と言った。なんか、ダイ君はダイ君だから、レイ君はレイ君かなというと「うーん」と俺が言った。「君は俺だけにしておけ」とノンにいうと、レイトが「俺のことは呼び捨てでいい」というので「じゃあレイトって呼んでいいかな」というノン。あの普段冷静沈着なイチカ以外に冷たいレイトもこの時ばかりは「ああーいいぞ。よろしくな、ノン」という。「イチカさんはイチカちゃんって呼んでいい」と聞くとイチカが「私もノンちゃんっていっていいかな」というとうなづいた。「アオイはどうするかな」というと、俺が呼び捨てでいいよなというと、「じゃアオさんは。」というと、俺がさんなんかやめておけ。というと、アオイは「アオさんでいい」というので、俺は気に入らないがノンが呼びたかったらそうしたらいいかと思った。
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