第338話

静かになったこの部屋で、そう1人ずっと考えていた。





違う…違うんだ。



桐生君、君にそんな顔をして欲しかったワケじゃないんだ。



君には笑顔でいて欲しかっただけなんだ。





ねぇ…俺はどこで間違えた?



君を想うこの気持ちは誰にも負けたりしないのに…。



何で、俺は君にそんな顔しかさせてあげられないんだろうか?





俺はもう躍起になった。








「あはは……あはははははは!!」




ただ狂ったように笑い出した。



笑っているハズなのに………






一緒に涙が溢れ出す。



「あはははは……もう、嫌だ。」




自分の顔を隠すようにして、右手で目を覆う。




もう、何もかもどうでもいい。




何もかも…無くなってしまえ。









ナニモカモ…キエテナクナッテシマエ。




桐生君がいない世界なんてもう……







イラナイ。




俺はこの日を境に、ただ復讐を心に誓った。

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