第290話

泣きそうな自分を必死に抑えながら、俺は笑顔で答える。




「内緒。」



君にそんな真っ黒な事を教えたくないから。



だから、どうか……内緒でいさせてください。







「え~、何だよ。それぇ~。」



「さっ、勉強するために来たんだから、目的の事はやらせてもらうよ。」



「げ、そうだった。」



「桐生君…、君何のために僕を呼んだの?」




そんな会話を交わしつつ、俺と桐生君は夜まで必死に勉強をした。

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