第235話

え…?



オレは聞こえてきた声に、そう思わざるおえなかった。



だって、この状況で“玲衣”だなんて名前の人が来てしまったら…っ!?



そう思い、オレは隣にいるプリンの色をしている人をゆっくりと見つめた。



達沙はとてもじゃないけど、振り向きたくないオーラが醸し出されていて、同時に険しい顔をしている。



ああああ、これじゃあきっとこの前の二の舞になりそうなんですけれども…。




そう不安を駆り立てつつ、オレはゆっくりと声の方向にへと振り向いた。




そして案の定そこにいたのは………








「あ!!マァちゃんもあそこにいるぅぅ!!」





嬉しそうにパタパタと音をたてつつ、手を振っている朱希君と…




「………。」




何も言わず、しかもその表情からは何も読みとる事の出来ない玲衣さんが姿を現したのだ。

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