第234話

折角、オレが気を遣ってやったのに……失礼なヤツらだなぁ。



そう思いながら、オレは頬をぷくっと膨らませた。



それを見たらしい、達沙はオレの頬にまで手を伸ばし……








「てや。」



「ぶほっ!?」




オレの頬の膨らみの部分を右手の人差し指で、突き刺して来た。



お陰でオレは変な声が出てしまった。






「なななな、何を致すんだ!!」



「いや、真野が面白い事してやがるからよ。ちょっとつついただけだろ。」




ぎゃはははと豪快に笑い出す達沙。




オレはそんな達沙を睨みつけた。



くそぉ…こんなヤツに頬をつつかれるなんて失態だ!!



オレは右拳をギュッと握り締め、いつ達沙に当てようか考えていた矢先に────








「玲衣様、こっちだよ~!!」

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