第226話
場内に沈黙が走る。
オレは一旦、口を閉じて深呼吸をしてからもう一度聞こうとした。
「オレの名前……」
「もういいだろ。真野、マヤ言うの疲れたんだよ。」
何様!?
君、人の名前を猫に付けておいて、何様なの!?
てか、疲れるくらいなら付けなきゃいいよね!?
何で、オレと同じ名前をその猫に付けちゃったの!?
確実にその猫ちゃん、可哀想だよね!?
きっとその猫ちゃんも内心思っているだろうよ!
“けっ。勝手にマヤなんてけったい名前付けやがってよぉ。あんな頭悪そうな馬鹿と同じ名前だなんて、反吐が出そうだぜ。”
ああああああ、確実に思ってますよ!!
あの可愛らしい顔の裏にきっとそんな顔も持っておられるでしょう!!
ああ、恐ろしや!!
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