第199話

すると隣まで来た俺と同じくらいのでかさの男が俺に話しかけてきた。



「ヒロさん、先程の男は…一体?」



どうやら、真野との関係が気になったのかそれを聞きにきたらしい奴らだった。



普通なら、俺の領域まで入ってくるな…なんて言う所なのかもしれないが、俺の周りにいるヤツだから余計に気になるのは俺にでも容易に理解出来た。



だって、普段街に出てきたとしても誰とも話さない俺がまともに彼女と話していたから。



しかも、笑顔付で。



だから、彼らはそれについて気になったのだろう。



しかし、俺はそれについて無言で何も答える気はないという態度を取っていると何を勘違いしたのか、もう一人の男はこう言ったのだ。







「何なら、さっきの男…潰しましょうか?」




俺はその言葉を聞いた瞬間、何もかもぶっ飛ばしたように理性を失った。



そして、そう言った男の胸倉を勢いよく掴んで睨みつけながら言った。

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