第198話

ヒロ?SIDE



俺は今さっき真野にもらった割引チケットをじっと見つめていた。



“大和高校2-6 コーヒー割引チケット”



そんな字が書かれてあり、目でその字を追った。



まさか、真野が自分の高校の文化祭に来いと言って誘われるとは思っていなくて、俺は苦笑した。



あいつに言われたら、行きにくいものも行きたいなんて思ってしまうから不思議だ。



はは、と空笑いをしてから俺は真野とは反対方向に進もうとした。




その時…---------




「ヒロさん!!」



と聞き覚えのある声達が俺の耳に聞こえてきた。



歩いていた足をすぐさまに止めて、その声の方向にへと視線を向けた。



そこにいたのは、よく街でも声をかけてくれる人や“danger zone”でよく話をするヤツはそこにいた。



一体何の用だろうか?



そんな疑問を持ちつつ、俺は何も言わず彼らの次の言葉を待った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る