第197話

「じゃあ、遠慮なく受け取っておくよ。」



その割引チケットを嬉しそうに受け取ってくれたのを見て、私も笑顔になった。



喜んでくれてよかった。



そう思い、私は当夜の財布をギュッと握りしめてカラスさんに言った。




「当日、お待ちしてますね。」



「ああ。」



そう言って、私はクラスメートに買う飲み物を急いで買いに出かけた。



えへへ、またカラスさんに出逢えたらいいな。



そんな淡い期待を抱きながら。

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