第192話

でも、今までにない経験だったしても少し嬉しくて私は笑みを浮かべた。



それを見て、カラスさんも笑みを浮かべてくれる。



この時間がとてつもなく、幸せに感じる。



カラスさんも…私と同じ気持ちだったらいいな。



そんな風に思っていると、カラスさんは口を開いた。




「この時間に外に出て、どうした?学校じゃないのか?」



それを聞いた瞬間に私はある事に気がついた。







あああああああああ!!!



そう言えば、私は今男なんだったぁぁぁ!!



さっきまで、いつに間にか“私”という一人称を使っていたので重要な事に気がついたようにオレはあたふたしていた。



それを見て、カラスさんは困ったように見つめる。



「ああああ、あのこれはですねぇ…」



と口を開いた時にカラスさんはオレをフォローするかのように言ってくれた。



「知ってるから。」



「へ?」



「言わなくても、お前が男子校に行ってる理由。」

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