第133話

教室に着いたオレは、とりあえず教科書類を机の中に終おうとした。



今日は国語と数学とあと何があったっけな?



そう首を傾げていると後ろから当夜の声が聞こえてきた。



「あれ?今日は早いんだね、真野。」



「ああ、当夜。おはよう。」



今日もその笑顔は完璧ですね。



なんて思いながら、オレは持っていた教科書を机の上に置いた。



それを見た当夜はにっこりと笑みを浮かべて…





「真野、今日は一日授業ないんだよ。」



とあははと笑いながらさらりと言ったのだ。



本当に何事もなかったかのようにさらりと。



それを聞いたオレはまだ机の上に置いていなかった理科の教科書をバサバサと音をたてながら落してしまった。




「ああ…床に真っ逆さまだね。」



なんて、当夜はまた笑い声を上げて言ったけども私の耳には届かなかった。

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