第237話
「朝会が始まってしまうので、とりあえずここまでにしましょう。水島君も、喧嘩しない。」
「………。」
珍しく水島君は私の声が耳に入っていないらしく、彼を睨むのをやめない。
……どうしたのかしら、彼。
彼に何を言っても仕方がないと思ったので、白髪の彼にこの場を去ってもらおうと思い踵を返す。
「喧嘩した生徒にはそれなりの罰がありますので、これまでにしていただけませんか?」
「あ?テメエ、何俺に指図してんだ、あ?」
「指図をしているつもりはありません。私はただ最善の策を提案しているだけです。」
「……テメエ、いちいちムカつくな。『キング』みてえなこと言いやがって。」
……『キング』?
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