第236話
私は彼の真意が見えなくて、とりあえず一歩下がろうとした時、私を庇うようにして出てきた彼に視線が向く。
「み、水島君?」
「……何か御用で?」
白髪の彼は私から視線を水島君に向けて、睨みつける。
その瞳からは怒りが見えるのは、多分気の所為ではないと思う。
……何、この人。
「関係ねえヤツはすっこんでろ。」
「こんな所で『殺す』発言した人に言われたくないんですけど。」
「……チッ、テメエ面倒くせえな。」
「あ?」
水島君と彼はどうやらあまり合う存在ではないらしく、睨み合いが続く。
こんな廊下のど真ん中で喧嘩が始まってもいけないので、とりあえず止めに入る。
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