第209話
「覚えてろ、ダウト。」
「………。」
捨て台詞のようなものを吐いて、城はこの場から離れて行く。
完全にこの場にいなくなってから、疑央は溜息を吐いてボソリと呟いた。
「……うぜえ。」
―――…そして彼も、この場から足音を立てずに離れて行った。
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